生駒市立桜ヶ丘小学校
Sakuragaoka Elementary School
 
 
 2 0 1 5 年 度 第 2 回 学 校 保 健 委 員 会

開催日時 平成26年1月21日(木)
開催場所 桜ヶ丘小学校多目的室

主な内容
  • 講話「スマホ時代の子どものネット利用の実態と問題点」 講師 NPO法人奈良地域の学び推進機構・理事 石川千明氏

    スマホによる問題は幼児期から起こっている。実態を知り,大人が子どもたちのために何ができるのかを,みんなで考える

    ネットトラブル事例
     SNSトラブル・・・SNS利用の低年齢化とコミュニケーションがしづらい子どもたち
      大人ができること
       リアルのコミュニケーション力をつけさせていく
       実体験に出会う機会を作ってあげる
       子どもとの会話を大切にする
     ネット炎上・個人情報・・・写真,動画の気軽な投稿がたいへんなことにつながる
       デジタルネイティブ世代の子どもたちは,操作は得意だが,自分や友達の人権を守りながら,安全・安心に使うことができない。マナーや常識を大人が教えていく必要がある。
     ネット依存
       中高生のネット依存52万人,大人のネット依存420万人
     長時間利用による健康被害
       ストレートネック,睡眠障害,うつ症状,仮性老眼
     ネットで出会い

    対策
     ネットは必需品になっていくので,否定や使わないという選択肢はない。危険な面,便利な面を知り,両方あわせて安全に使える方法を考えていく
     フィルタリング
      有害情報をカットしてくれるので,必ずフィルタリングしてほしい。
      親のスマホはフィルタリングされていないことがほとんど。親の個人情報もたくさん入っているので,安易に子どもに貸すべきではない。
     ルール作り
      なぜルールが必要なのかを自覚させ,そのうえで自分で自分を守るルールを作っていくこと。
     効果的な声かけ
      困ったら相談して等

    講話を聞いた保護者の感想
     注意することに疲れてしまう。やはり根本的なところから,話し合っていかなくてはいけないと思った。
     子どもたちと話はするように心がけているものの,スマホを見たまま会話をしていることがあり,今日の話にハッとさせられた。コミュニケーションが不足しないように注意したい。

    学校医(内科)より
     時間の使い方に問題があり,夜中中してしまい,寝不足になり,朝起きられない。そして不登校といったことにもなりかねない。リズムが狂ってしまうことが大きい。そこをどうしてあげるのか,非常に難しい問題。子どもたちが健全に付き合って行ける方法を一緒に考えたい。

    学校医(眼科)より
     情報は目から80%を入手している。スマホやパソコンでは100%近くが目からの情報。
     見続けることにより,瞬きが普段は1分間に15回前後なのが,4-5回に減り乾燥する。
     近くを見続けることにより,仮性老眼になることがある。
     昔から言われている近視は30歳くらいになると進行が止まる。しかしパソコンを見続けると40歳50歳になっても近視は進む。40-50分パソコンを見たら,必ず10分は休む。
     高学年になればなるほど,勉強,漫画,ゲーム,塾などで外遊びが少なくなる。学校にいる間は,できるだけ遠くを見て,外で遊んでほしい。

    学校薬剤師より
     薬物に対する対応と,スマホに対する対応が非常に似ている。6年ほど前から6年生に薬物乱用防止教室を行っている。ここ2年ほどで危険ドラッグのほうに急速に話が移っている。それは,スマホ利用により危険ドラッグが入手しやすくなったことが原因。ネットで危険ドラッグの情報が簡単に手に入る状態。ネットでの情報は,一見正しいかのように思えてしまうが,疑われるものが非常に多い。親と話せる環境を作っていく等,大事なことはどちらも同じ。

  • 学校からの報告
     定期健康診断の結果
      三測定の結果
       平均値が全国平均を下回っている学年が多い。特に体重は,3年の女子を除き,すべての学年で下回っている。体格の成長には個人差がある。肥満度を算出したり,成長曲線を作成したりすることにより,何らかの病気や精神的なストレスが成長を妨げる原因となっていないかまた,身長と体重がバランスよく成長しているかということに気を付けながら,成長を見守ることが大切。
      視力検査の結果



       1.0未満の児童の割合は,1,3年の男子を除いて,全国平均よりも多い。視力低下の原因を考え,予防に努めなければならない。

      歯科検診の結果



       むし歯の所有率は,2年生の男子以外は,全国平均を下回る。歯並びや歯茎の状態が心配な児童もおり,健康な歯を持ち続けてくれるために,今後も気をつけて見て行く必要がある。

      災害発生状況

       今年4月から12月に,病院で手当てを受けた学校管理下での負傷,疾病の件数は42件。特に多かったのが10月で,大きな行事が終わり,解放された気持ちのゆるみが原因の1つと考えられる。少し気をつければ防げたけががたくさんあった。安全で楽しい学校生活を送るために,大人の危機管理とともに,子どもたちが自ら危険を察知あるいは予測し,それを回避する能力を育てることが大切。

      学校の取り組み

       視力の悪い児童が多いことや,日ごろの子どもたちの様子から,姿勢の悪さが気になる。そこで,今年度も姿勢を指導した。家庭でも一緒に声かけをしてほしい。
       保健委員会では今年度も「ありがとうの花を咲かせよう」の活動をしている。学校全体が温かい気持ちになり,感謝の気持ちを忘れずに学校生活を送ってほしい。
 
 2 0 1 5 年 度 第 1 回 学 校 保 健 委 員 会
 
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