生駒市立俵口小学校
Sakuragaoka Elementary School
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2016年度 全国体力・運動能力,運動習慣等調査の結果

 小学校5年生の全児童を対象とした調査です。俵口小学校の調査結果(概要)を報告します。

体格調査の結果

 全国的に見て,痩身傾向及び肥満傾向にある児童は運動時間が短く,体力運動能力全体の得点も低い傾向にあります。 俵口小学校では,女子に痩身傾向の児童が多いことが気になります。

実技調査の結果

 実技調査は,握力,上体起こし,長座体前屈,反復横とび,20mシャトルラン,50m走,立ち幅跳び,ソフトボール投げで行われています。
 下は実技調査の結果をT得点で比較したものです。 全国平均を50とした場合に,平均を下回る場合はT得点が50を下回り(グラフは内側に入り込みます),平均を上回る場合はT得点も50を上回ります(グラフは外側に広がります)。
 俵口小学校の児童は,敏捷性を試す反復横とびの記録が男女とも全国平均を下回っています。また女子で柔軟性を示す長座体前屈の記録が全国平均を下回っています。 それ以外の種目では男子は概ね全国平均を上回り,女子は全国平均と同程度の結果となりました。 (反復横とびは,1m間隔で引かれた3本の線をサイドステップで移動しながら,20秒間で何回またいで移動することができるかを調べるものです。) 横方向の移動は日常生活では稀な動きで,動きに慣れていない場合にも記録は低くなる傾向にあります。

児童質問紙調査から

 児童質問紙調査は,生活習慣や運動習慣を調査するものです。実技調査とクロス集計することでその相関を見ます。 規則正しい生活習慣,テレビやゲームにかける時間,運動・食事・睡眠に対する意識などが調査項目にあがっています。
 俵口小学校児童の回答を集計したもので,全国平均と違いがあったものは以下のとおりです。 運動に対する意識は,男子は全国平均と比較しても高い傾向にあり,一方女子は低い傾向にありました。 全国調査では,運動に対する意識が高い児童のほうが,体力・運動能力調査の結果も高い傾向にあります。 また俵口小学校の児童はテレビやゲームにかける時間が短い傾向にありますが,全国調査でそれらにかける時間が短い児童ほど体力・運動能力調査の結果も高い傾向にあります。
 これら以外の項目では,俵口小学校児童の結果と全国平均とはほぼ同じでした。

 俵口小学校では,毎学期1回ずつ,2週間程度休憩時間を使って体力向上イベントを行い,児童が自主的に体力向上に取り組めるようにしています。 3学期はしっぽとり鬼が企画されていて,走力だけではなく,俵口小学校の課題である敏捷性も培うものと期待しています。

2016年度 全国学力学習状況調査の結果

全国学力学習状況調査は,小学校6年生,中学校3年生を対象に実施される全国調査で,小学校では国語A及び算数A(主として「知識」に関する問題,国語B及び算数B(主として「活用」に関する問題),児童質問紙調査等が4月19日(火)に実施されました。 ここでは俵口小学校の調査結果(概要)を報告します。

学力調査の結果公表

文部科学省は結果公表について「本調査により測定できるのは学力の特定の一部分であること,学校における教育活動の一側面に過ぎないことなどを踏まえるとともに,序列化や過度な競争につながらないように十分配慮すること」と定めています。 ここでは学校の序列化を可能にする具体的数値を含めないで,児童の傾向等を示しています。

調査種目別の結果

国語A,国語B,算数Bの平均正答率は,全国平均を上回りましたが,算数Aは全国平均を下回りました。 また標準偏差は国語Aと算数Bで全国平均を下回りました(できた児童とできなかった児童の差が小さかった)が,国語Bと算数Aでは上回りました(児童間の差が大きかった)。

調査項目別の結果

国語A,国語B,算数Bでは平均正答率が高かったこともあり,大きな課題はありませんでした。 特に国語Bの「活動報告文において,課題を取り上げた効果をとらえる」問題,「目的に応じて,本や文章を比べて読むなど効果的な読み方を工夫する」問題,算数Bの「示された説明を解釈し,用いられている考えを別の場面に適用して,その説明を記述する」問題,「正方形に内接する円の半径についての理解」を問う問題,「示された事柄について,2つの表を基に読み取ることができない事柄を特定する」問題では,正答率が高く,全国平均との差も大きくなりました。
正答率で全国平均を下回った算数Aでは課題が見られました。「4.65+0.3(末尾の位の揃っていない小数の加法計算)」,「18÷0.9(小数の除法計算)」,「(2/9)×3(乗数が整数である場合の分数の計算と約分)」,「8㎡に14人座っているシートの1㎡あたりの人数を求める式を書く(単位量あたりの大きさの求め方)」において,全国平均との間に顕著な差が見られました。
総合的に見て,俵口小児童は,知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力,様々な課題解決のための構想を立て,実践し,評価する力で好結果を示しました。
問題の形態別では,全国的に,選択式や短答式に比べ記述式の問題の正答率が極めて低く,小学生には自分の考えをまとめて表現することが難しいものであることが分かります。 俵口小児童の記述式問題の正答率は全国平均を上回りましたが,これからも発表にあたって自分の考えをまとめることを習慣付けるなどが大切と考えています。

俵口小児童は,特に算数において基礎基本の定着に改めて力を注ぐことが大切です。 小数や分数を扱う学習課題にあたってその基礎に戻って確認をしたり,速さや割合の学習にあたって単位量あたりの大きさを求める学習を十分に復習したりするなどの手立てが必要だと考えています。

児童質問紙調査から

児童質問紙調査は,学習意欲,学習方法,学習環境,生活習慣等を調査するものです。 朝食,起床・就寝時刻など基本的な生活習慣に全国平均との大きな違いはありませんでした。 学校の授業時間以外に学習する時間は長く,また休み時間や放課後・休日に図書館へ本を借りに行く割合も高く,全国平均と比べて顕著な差がありました。

生活態度もポジティブで,「学級の決まりを学級で話し合って決めている」「みんなで協力して何かをやり遂げうれしかったことがある」「新聞を読んでいる」「学校の決まりを守っている」「人が困っているときは進んで助ける」といった項目で「はい」と答えた児童の割合が高く,全国平均とも顕著な差がありました。
「国語の勉強が好き」と答えた児童の割合は全国平均よりも高く,「算数の勉強が好き」と答えた児童の割合は低くなりました。 また,「授業では話し合う活動が多い」「発表するときは資料や話の組み立てを工夫している」「自分の考えを書くとき,考えの理由が分かるように書いている」「算数で問題を解くとき,もっと簡単な方法がないか考える」と答えた児童の割合が高く,活用に関する問題で,あるいは記述式の問題で正答率が高かったという実態を裏付けるものとなっていました。

俵口小学校では,今「話すこと・聞くこと」に重点を置いた授業づくりを進めています。今後も話し合い活動を充実させ,また発表にあたって自分の考えをまとめられるよう指導し,俵口小児童の長所をいっそう伸ばすよう努めます。

2017年度 県一斉いじめアンケートの結果

今年度のアンケートは,6月5日から9日の間に各学年で実施しました。

アンケートに回答した児童520名中,年度はじめからアンケート当日までに「いじめられたことがある」と回答した児童は97名でした。
一人一人に詳しく事情を聞き,いじめの定義に照らして学校がいじめと判断した件数はそのうち78件でした。 58件は相手の児童を指導し,解消したと判断しています。 残り20件はいじめの相手が特定できないため,児童を見守っている状況です。
また,アンケートで周りにいじめられている人がいると回答した児童が56名いました。 やはり詳しく事情を聞き,自分がいじめられているとして挙げられたもの,他の児童が挙げたものと重複しているものを除くと35件で,そのうち6件がいじめにあたると判断しました。 そのうち4件は,指導をして解消したと判断しています。残り2件は,相手が特定できないため,見守りをしていますが,わかり次第,すべてのケースで指導をして解消したいと考えています。

学校では,「いじめ」は,どこにでも起こりうるものととらえ,アンケートに回答した児童に限らず,子どもたち全員の様子に気を配り,気になる点があればよく事情を聞き,早期対応に努めています。それぞれのケースに応じて,自分の言動の問題や責任を自覚させることで,よりよい関係づくりの力が育つように指導していきたいと思います。各家庭でも配布しています「いじめサイン発見シート」をご活用いただき,何か心配なことがありましたら,どうぞご相談下さい。